社会保険労務士って何する人?

社労士試験に合格し、社労士として登録して稚内で事務所を始めたとき、友人知人に開業挨拶の葉書を送りました。私が社労士を目指していたことは数人を除いて知らなかったので、ほとんどの友人が驚いて、すぐに返事をくれました。

開業おめでとう。すごいね、頑張ったね。友人たちからのそんな労いの言葉はとても嬉しいものでしたが、その後にみんな決まってこう訊くのです、
「で、社労士って、具体的に何する人?」

これにはホントにずっこけそうになりました(笑)。マンガでよく、両足を揃えて「ズコー」とひっくり返る表現がありますけど、まさにあんな感じ。

社労士って、知名度低いんだね〜(^^;; 、でもまあ、仕方ないか、私だって税理士や弁護士ならどんなことをする人かだいたいわかるけど、業務内容が細かくイメージできない士業のお仕事もあるものね・・・。そうしみじみ思ったりして。

友人たちには、
「社会保険労務士は、労働保険(労災保険・雇用保険)や社会保険(健康保険・厚生年金保険)の手続きを代行して役所に届ける書類を作ったり、労働相談や年金相談にのったり、お客さまに代わって労災や年金の申請をしたり・・・、そういう仕事です。労基法関係の書類(就業規則とか)を作るお手伝いをしたり、労務管理について事業主のかたにアドバイスをするコンサル的な業務もあります」
と伝えています。

手続きの代行や労務コンサルティングをとおして、会社の運営がスムーズにいく手助けをする専門家、従業員さんに生き生きと働いてもらうためのプロ、とでも言うのでしょうかね。やりがいのある仕事です。

 

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