雇用保険料率の引き下げ

今年(2016年)の4月1日から、雇用保険の保険料率が引き下げられています。

厚生労働省のパンフレットはこちらです(PDF)。給与計算、そして今年の労働保険料年度更新のときには、3月までの雇用保険料率を使わないように気をつける必要がありますね。

新しい保険料率は、こうして見ると「けっこう下がったな〜」という印象です。保険料を負担する事業主さまにも、従業員さんにも、ありがたいことです。

私がハローワークで相談員として働いていた約10年前には、既に「労働保険特別会計の雇用勘定は優良会計」と巷で言われていた記憶があります。雇用保険制度そのものがバッチリ磐石で財政に余裕があるから、保険料率を下げて保険料収入が減ることになっても大丈夫なのでしょうね。

::: 雇用保険法は改正が多い法律で、社労士試験でも受験生泣かせの科目の一つです。このエントリを書いていて、社労士試験のために雇用保険料率の表を必死で暗記した日々を思い出し、「ぐへぇ(‘A`)」となりました(^^;;

 

photo-1448652791446-27b1beaae784